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かんてんぱぱミュージアム
野村陽子植物細密画館



〜 塚越 寛最高顧問との出会い 〜


2009年11月3日美術館オープンパティーにて



 2004年の夏、かんてんぱぱホールの前を通りかかると、歩道橋に横断幕がかかり
同社主催の展覧会が開催されていて、中に入ると沢山の人で賑わっていました。
明るくきれいで、広さも探していた会場のイメージにピッタリなので早速、申し込むことにしました。
担当の方の話では、 簡単な審査があり、受付は開催の1年前から とのことで、
絵の参考に『里山の四季を描く』のポストカードブックを預けて帰りました。

後日、審査が通りました と連絡をいただき、改めて申し込みに来ました。
私の展覧会の時にも歩道橋に大きな横断幕がほしいと思い、何とか かんてんぱぱの最高顧問に会えないかと、伊那の友人で漫画家の橋爪まんぷさんにお願いして、お目にかかる機会を得ました。

当日は初対面にもかかわらず「秋の展覧会はうちの会社の企画展ということでやりましょう。
もちろん横断幕も作ってあげますよ」と言ってくださり、私は大きな横断幕がかかると大喜びしました。

数ヶ月後、最高顧問からお話がありますから、出てらっしゃいとお呼びがかかりました。
「美術館を建てる構想を持っていて、野村さんは候補の一人です」と言われました。突然のお話に、うれしさや感激というより狐に摘まれたような感じでした。

それから4年後、2009年11月 かんてんぱぱミュージアム 野村陽子植物細密画館がオープンの運びとなりました。
より多くの皆様に植物細密画を見ていただける機会を得た喜びと共に、これからが本当のスタートと感じています。
今後は、最近はじめた畑仕事で自分の育てた草花や野菜、果物など身近な植物を描きたいと思っています。
"描きたいものを描きたいように描く"という姿勢を崩すことなく、今まで以上に精進してまいりたいと存じます。





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